塩竈フォトフェスティバル無事終了!
先週、宮城県で行われた塩竈フォトフェスティバルへ行ってきました。
メインイベントであるポートフォリオレビューのレビューワーに
津田さんが呼ばれて初めて参加したのですが、決して関東や関西以南
より近いと言えない東北へ写真を志す若い人達が集まり、レビュワーとなる
ギャラリスト、写真家、出版社の方など色々な分野からの8名が集結し、
写真と向き合う時間がたっぷりの2日間でした。
大賞や特別賞を決める場も見ていたのですが、それぞれの真剣な意見の
ぶつかり合いの結果、前向きに、写真をこれからも頑張っていってほしい、
という思いで大賞が、亡きお父さんを撮影してまとめられていた倉谷さんに
決定しました!
おまけ!
一日目の夜には塩竈出身で塩竈フォトフェスティバルを続けて
街を盛り上げている写真家の平間至さんのつながりで駆けつけて
下さったミュージシャンの方々のライブで盛り上がりました。
震災後しばらくして訪れた塩竈はまだ信号機が消えていたような
状態でしたが、今回少し街中を見たところ営業を再開しているお店や、
今回のフォトフェスティバルでも地元の人達がボランティアで
沢山関わっていたりとみんなが頑張っていこうとする姿が見えました!
また朝の時間に地元の方に案内していただいて東北一大きいという
塩竈神社へお参りに行ってきました。
平安時代の記録に残っている今は雑草が伸びきっている高台から
今道となって家や店が建ち並んでいるところが元々海だったと聞きながら
神社のあたりを眺めると風情のある昔の風景が目に浮かぶようでした。
参道から、200段の階段を見上げた上にどっしりと構える塩竈神社は
宮城の人達を見守ってくれるような大きな存在に見えました。
この日は東北でも半袖でいいくらい暖かい日で神社は
七五三参りの家族連れでとても賑わっていました!
平間さんを始めとする故郷を愛する人達の力が加わり、
また何年かして塩竈の風景が地元の人達や旅人が好きな
街の活気を取り戻していくのを今後も見てゆきたいと思いました。
- 展覧会を終え、来週は朗読会
- 水を飲んだ写真は美しい