3710Lab主催の「第二回 国際海洋環境デザイン会議」に参加します!

Saori Azuma 2023.09.13
3710LabOCEAN BLINDNESSOCEAN BLINDNESS ー私たちは海を知らないーみなとラボ国際海洋環境デザイン会議日本財団海海洋問題海洋環境デザイン第二回 国際海洋環境デザイン会議

Okhotsk_4六本木、AXISビルにて開催される「第二回 国際海洋環境デザイン会議」に参加します。 一般社団法人3710Lab主催により、「OCEAN BLINDNESS −私たちは海を知らない−」をテーマに会期中、デザイナーによるトークイベント、アーティストによるワークショップが行われます。津田は10月7日(土)に開催のトークイベントに登壇します。 また、エキシビジョンコーナーでは、海洋物、海洋プラスチック、廃棄物などを使った海洋環境デザインのプロダクトや建築などの展示、津田が3710Labと進行中のプロジェクトの中で撮影した写真を一部展示しています。

(3710Lab HPより) OCEAN BLINDNESS ー私たちは海を知らないー

過去に類を見ないほど暑い今年の夏。 国連事務総長のグテーレスは「地球沸騰化」という言葉を用いて、この異常な状態に警鐘を鳴らしました。人類が経験したことのない夏。そこに大きく影響を与えているのが、海です。 海は、私たち生命を生存可能にする存在。豊かな生き物を育み、物流の大きな要となり、エネルギーの宝庫でもある。海は人間の営みそのものです。一方で、海は地球上の最大の未踏の地であり、多くの可能性を秘めながら私たちはそれに気が付いていません。私たちが海をみているとき、それは海のほんの一部なのです。 みなとラボは、大きすぎて見えていない海、見えているようで捉えきれない海について、「OCEAN BLINDNESS」という言葉をテーマに、「デザイン」を通して紐解いていきます。 海_NAOTO FUKASAWA

【概要】 みなとラボと日本財団との共同開催で2023年9月29日 (金)〜10月9日(月・祝)まで、六本木のアクシスギャラリーにて「OCEAN BLINDNESS ー私たちは海を知らないー」をテーマに、「第二回 国際海洋環境デザイン会議」及びエキシビションを開催します。

地球の70%以上を覆う広大な海。あまりにも広く大きな海の存在ゆえ、私たちはその全貌をいまだ捉えることができません。それどころか、高度に都市化する暮らしの中で海とのつながりはさらに遠のいてしまっています。その現状を「OCEAN BLINDNESS ー私たちは海を知らないー」と位置付け、海の可能性や魅力を探求することから深刻化する海洋問題まで、さまざまな論点と視点を「デザイン」の座標を持って向き合うために「第二回 国際海洋環境デザイン会議」及びエキシビションを開催します。

第二回目となる本会議では、OCEAN BLINDNESSを乗り越えるためにデザインができることを探ります。その一つとして、第一回目から参加する深澤直人、倉本仁、we+とともに実践してきた海洋環境デザインワークショップの成果を報告します。また、ドットアーキテクツ+コンタクト・ゴンゾ、本多沙映、COMPANY(Aamu Song & Johan Olin)など新たなクリエイターたちによる海とのつながりを多様な方法で体験するワークショップを実施。会議の終盤には、私たちが知っている海/知らない海について確認し、参加者とともにOCEAN BLINDNESSについて考えを深めていきます。さらに視点を深めるために写真家の津田直を迎え、海と人との関わりの源流を探るフィールドワークの話から、海を「知る」ことについて考えます。

同時開催となるエキシビションでは、海産物、海洋プラスチック、廃棄物、海洋文化など、多様な海の世界を表現する海洋環境デザインのプロダクトや建築の他、海洋環境デザインワークショップで立ち上がった作品を展示。会場構成はwe+が行います。

第二回 国際海洋環境デザイン会議 2nd International Conference on Design for Ocean Environments / エキシビション「OCEAN BLINDNESS ー私たちは海を知らないー」展

開催日:2023年9月29日(金)〜10月9日(月・祝) 時 間:10:00〜20:00(9月29日は16:30〜21:00、最終日10月9日は〜15:00まで) 休館日:無休 会 場:アクシスギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F) 入 場:無料 主 催:3710Lab(みなとラボ) 共 催:日本財団 特別協力:THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION 協 力:アクシスギャラリー、アルテック、スカンジナビアン・リビング、博展、ハーマンミラー、武蔵野美術大学

イベント詳細、プログラムの申し込みについては下記サイトよりご覧下さい。 3710Lab HP https://3710lab.com/news/5744/

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9/17(日)大阪 シネ・ヌーヴォにて映画『眩暈 VERTIGO』の舞台挨拶に登壇します。

Saori Azuma 2023.09.13
Cine NouveauJonas MekasVERTIGOシネ・ヌーヴォジョナス・メカス井上春生眩暈

眩暈 VERTIGO9/16(土)より1週間、大阪 シネ・ヌーヴォにて映画『眩暈』が上映されます。 9/17(日)19:20〜の回上映後、井上春生監督と舞台挨拶に登壇します。 また、劇場で販売されているパンフレットに写真とエッセイを寄稿しています。 是非合わせてご覧下さい。

シネ・ヌーヴォ  http://www.cinenouveau.com/sakuhin/vertigo.html

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榊田倫之著『素材考−新素材研究所の試み』に写真を提供しています。

Saori Azuma 2023.07.17
平凡社新素材研究所杉本博司榊田倫之素材考

「素材考」榊田倫之著『素材考−新素材研究所の試み』に写真を提供しています。

— 新素材研究所は、現代美術作家の杉本博司と、建築家の榊田倫之によって、2008年に設立された建築設計事務所です。

その名称に反して、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を研究し、それらの現代における再解釈と再興に取り組んでいます。 近代化の中で忘れ去られようとしている技術を伝承し、さらにその技術に磨きをかける。全てが規格化され表層的になってしまった現代の建築資材に異を唱え、扱いが難しく、高度な職人技術を必要とする伝統的素材にこだわる。

書籍の詳細は下記よりご覧いただけます。 『素材考−新素材研究所の試み』(平凡社) https://www.heibonsha.co.jp/book/b625255.html

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管 啓次郎著『エレメンタル批評文集』に写真集『SAMELAND』へ寄稿いただいたテキストが収録されています。

Saori Azuma 2023.07.11
エレメンタル批評文集写真的シャーマニズムについて左右社管啓次郎

「エレメンタル批評文集」管 啓次郎著『エレメンタル批評文集』に、写真集『SAMELAND』へ管さんが寄稿して下さったテキスト「写真的シャーマニズム について」が収録されています。是非ご一読下さい。

書籍の詳細は以下よりご覧いただけます。 管 啓次郎著 『エレメンタル批評文集』(左右社) https://sayusha.com/books/-/isbn9784865283723

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雑誌『PAPERSKY』(No.68)に寄稿しました。

Saori Azuma 2023.05.31
JomonJomon FieldworkJomon Fieldwork 万年の記憶PAPERSKYTea in the Park台湾新潟縄文

PAPERSKY(No.68)トラベル・ライフスタイル誌『PAPERSKY』(no.68)、「台湾 | Tea in the Park」特集号にて「Jomon Fieldwork 万年の記憶」Vol. 32「自然の温もりを纏っていた日々」を寄稿しました。

雑誌の詳細は下記サイトよりご覧頂けます。 『PAPERSKY』(no.68) https://papersky.jp/papersky-no-68-tea-in-the-park/

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6/9(金)「1_WALLグランプリ受賞者個展 岡崎ひなた展トークイベントに出演します。

Saori Azuma 2023.05.15
1_WALLガーディアン・ガーデン岡﨑ひなた展「空蝉ミ種子万里ヲ見タ。」津田直×岡崎ひなた トークイベント

岡崎ひなた展ガーディアン・ガーデンにて5/23(火)〜6/24(土)まで開催される第25回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 岡﨑ひなた展「空蝉ミ種子万里ヲ見タ。」の関連イベントに対談相手として出演します。

【イベント概要】 トークイベント 津田直(写真家)×岡崎ひなた 日時:2023.6.9 金 7:10p.m.-8:40p.m.〈ライブ配信〉 参加費:参加無料・要予約

ご予約はこちらから https://peatix.com/event/3558655

※当イベントは完全予約制です。事前予約のない方は、観覧いただけません。 ※複数人で視聴される場合も、最後に個別でアンケートなどをお送りしますので、お手数ですが、お一人ずつのご予約をお願いいたします。

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『Lula Japan』(Issue 18)に寄稿しました。

Saori Azuma 2023.04.01
Issue 18Kujakumidori-iroLula Japanルラ ジャパン孔雀緑色

『Lula JAPAN』(Issue 18)『Lula Japan』(Issue 18)のテーマカラー「孔雀緑色」についてエッセイを寄稿しました。 イギリス発のファッション誌『Lula magazine』の日本版のLula Japan(ルラ ジャパン)では、毎号一つの色をテーマに掲げ、その色の持つ意味を多角的に捉えて表現しています。今回のテーマカラーは日本古来の色である「kujakumidori-iro(孔雀緑色)」です。

雑誌の詳細は下記よりご覧いただけます。 『Lula Japan』(Issue 18 Spring/Summer 2023)  https://lulamag.jp/fashion/art-and-culture/beauty/lulajapan-issue18/2023ss/kujakumidori-iro

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3/12(日)UPLINK 京都にて映画『眩暈 VERTIGO』の舞台挨拶に登壇します。

Saori Azuma 2023.03.06
UPLINK 京都VERTIGOアップリンク京都ジョナス・メカス井上春生吉増剛造眩暈眩暈 VERTIGO舞台挨拶

UPLINK 京都3/10(金)〜16日(木)まで1週間限定でUPLINK 京都にて『眩暈 VERTIGO』が上映されます。 3月12日(日)12:00〜の上映後、井上春生監督と舞台挨拶に登壇します。 劇場で販売されているパンフレットに写真とエッセイを寄稿しております。 是非ご覧下さい。

UPLINK 京都 https://kyoto.uplink.co.jp/movie/2023/11642

 

 

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レコード《Stella – Music for Writing Letters》のリリース、取扱店について

Saori Azuma 2023.03.04
7 + 1 / 舞い降りてくる星辰、光を放つADAGIAMarihiko Hara + Nao TsudaStella - Music for Writing Lettersレコードレターセット原摩利彦

Stellaレコード1Stellaレコード2レターセット昨年12月にリリースした原 摩利彦+津田直によるレコード《Stella – Music for Writing Letters》の販売が始まりました! 《Stella – Music for Writing Letters》は手紙を書くための音楽です。音楽家・原 摩利彦と写真家・津田直のインスタレーション作品《7 + 1 / 舞い降りてくる星辰、光を放つ》を起点にしており、その中で設けられた手紙を書くための場所「手紙処」にて、オリジナルの便箋と封筒、葉書とともに発表されました。その後、再構築され音源リリースに至りました。この度、限定数でレターセットも販売しております。 ADAGIAは、原 摩利彦が2019年に立ち上げたレーベルです。世界の格言を集めるように様々なプロジェクトに参加し、生まれた音楽を中心に発表しています。

【レコード詳細】 Marihiko Hara + Nao Tsuda / Stella – Music for Writing Letters (12インチレコード)

Side A 1. 7 + 1 (piano solo I) 2. Improvisation I 3. 7 + 1 (piano solo II) 4. Improvisation II 5. Aurora

Side B 1. Mille Regretz 2. Mille Regretz(variation) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Music Composed by Marihiko Hara (Side A) Piano & Mixed by Marihiko Hara Mastered by Chihei Hatakeyama

Photography by Nao Tsuda Designed by Yuri Suyama

回転数: 33rpm 発行元:ADAGIA 型番: ADLP-01 価格:3,500円(税別)

【取扱店】PAPIER LABO.(東京) レコード、及びレターセットを販売。 *オンライン販売あり ・night cruising(オンラインショップ) レコードのみ販売。 ・恵文社(京都) レコード、及びレターセットを販売。 ・ViVO,VA(兵庫)レコード、及びレターセット を販売。 *オンライン販売あり

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恵文社一乗寺店にてレコード《Stella》リリース、『トライノアシオト』刊行に伴い津田直+原 摩利彦フェアを開催中です!

Saori Azuma 2023.03.01
StellaStella - Music for Writing Lettersレターセット原摩利彦恵文社恵文社一乗寺店津田直+原 摩利彦『トライノアシオト』刊行記念フェア津田直+原摩利彦

《Stella》津田直+原摩利彦レコード、レターセット恵文社一乗寺店にて、昨日より3月中旬まで、レコード《Stella》リリース、『トライノアシオト』刊行に伴い、津田直+原 摩利彦フェアを開催中です。書籍コーナーの一角で、津田、原さんの近年刊行の書籍やレコード、CDなどをご覧いただけます。昨年12月にリリースしたレコード Marihiko Hara + Nao Tsuda 《Stella – Music for Writing Letters》、音源に合わせて作成したレターセットも販売されています。是非、この機会にお手に取ってご覧下さい。

詳細は以下よりご覧いただけます。 恵文社一乗寺店 Twitter:https://twitter.com/keibunshabooks/status/1630761050223292416?cxt=HHwWgMDRgZ-i0KEtAAAA

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京都建仁寺塔頭 両足院での「RYOSOKU 瞑想回廊 #2」展が終了しました。

Saori Azuma 2023.01.31
REBORNRYOSOKURYOSOKU 瞑想回廊 #2両足院伊藤東陵茶室「水月亭」

1月19日(木)~ 23日(月)の5日間の会期(出展作家:杉本博司、石上純也、津田直)が終了しました。 寒い中お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました! RYOSOKU1両足院副住職 伊藤東凌さんと共に

RYOSOKU2左側の茶室「水月亭」にて展示をしました 右側の茶室「臨池亭」では建築家・石上純也さんの模型が展示されていました

RYOSOKU3伊藤東凌さんの書との共作「REBORN #1(Ryoshin)」 RYOSOKU4茶室にじり口

RYOSOKU5茶室内の床の間に展示した「REBORN #15」 RYOSOKU6坐禅会 この日はちょうど旧暦最後の日でした

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1/29(日)下北沢のシモキタ-エキマエ-シネマ K2にて映画『眩暈 VERTIGO』の舞台挨拶に登壇します!

Saori Azuma 2023.01.25
Gozo YoshimasuHaruo InoueJonas MekasK2VERTIGOジョナス・メカス井上春生吉増剛造眩暈眩暈 VERTIGO舞台挨拶

『眩暈』映画パンフレット現在映画『眩暈』が上映中の下北沢のシモキタ-エキマエ-シネマ K2にて、1/29(日)10:00〜の上映後、井上春生監督と舞台挨拶に登壇します。 映画パンフレット(増補版)が販売されています。

シモキタ-エキマエ-シネマ K2  https://k2-cinema.com/event/title/177

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1/14(土)神戸 元町映画館にて映画『眩暈 VERTIGO』の舞台挨拶に出演します!

Saori Azuma 2023.01.11
ジョナス・メカス井上春生元町映画館吉増剛造眩暈眩暈 VERTIGO神戸舞台挨拶

メカス_LT2023/1/14(土)より、神戸 元町映画館にて映画『眩暈 VERTIGO』の上映が始まります。 1/14(土)12:30〜の回上映後、井上春生監督と舞台挨拶に出演します。 劇場で販売されているパンフレットに写真とエッセイを寄稿しており、映画館にて販売中です。 是非ご覧下さい。

元町映画館HP https://www.motoei.com/eventreport/memai_vertigo_event/

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福島県立博物館にて開催の「写真展 福島、東北 写真家たちが捉えた風土/震災」に出展します。

Saori Azuma 2023.01.07
写真展 福島、東北 写真家たちが捉えた風土/震災国際交流基金東北福島県立博物館震災風土

写真展 福島、東北 写真家たちが捉えた風土/震災2012年より国際交流基金主催で世界各地を巡回した展覧会「東北−風土・人・くらし」が43か国74会場を巡回し、作品が2021年に福島県立博物館に寄贈されました。今回、福島、東北をテーマにした福島県立博物館の展覧会にて一部その作品が展示されます。

(福島県立博物館HPより) 東日本大震災ではこれまでの災害とは異なるさまざまな対応が見られました。その一つが膨大な画像が残され、それらが広く拡散されたことです。阪神淡路大震災の頃にはまだ普及していなかった、スマートフォンやSNSがこの現象の基底にあるのは言うまでもありません。また、被害状況を記録し伝える報道写真の精度も上がり、被災地に向き合った写真家の中からは被災の現状を超えて、被災地の歴史文化、人々の生活、さらには命のつながりを見つめるすぐれた作品が残されました。 震災からまもなく12年。風化、忘却が確実に進行する中、それでも震災体験から得た思考、感覚を磨き続け永遠に残る作品が生み出されています。 本展では、震災直後から現在も福島を拠点に福島を見つめ続け、普遍的な作品を精力的に制作し、近年高い評価を得ている3人の写真家、岩根愛、岩波友紀、村越としや各氏の作品をご紹介します。

また、震災後、被災状況ではなく、東北の魅力、特徴を広く世界に紹介する展覧会が国際交流基金によって行われました。2012年春から始まった世界各地での巡回展は、2014年の福島県立博物館、遠野市立博物館での一時里帰り展を挟んで43か国74会場を巡回、2021年国際交流基金のご厚意により10作家123点の作品が福島県立博物館に寄贈されました。これらの作品は多面的な東北をテーマにしているとともに、日本を代表する写真作品の優れたコレクションでもあります。2014年以来久しぶりにその一部をご覧いただきます。 福島県立博物館では、震災遺産の収集をはじめ、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を伝え、その後の復興を支援する活動を続けています。本展もその一環として、みなさまに福島、東北の魅力と歴史をお伝えしたいと思います。

国際交流基金寄贈写真から:千葉禎介、小島一郎、芳賀日出男、内藤正敏、大島洋、林明輝、田附勝、仙台コレクション、津田直、畠山直哉 Yonomori Station

【開催概要】 「写真展 福島、東北 写真家たちが捉えた風土/震災」 期間   令和5年1月21日(土)~3月19日(日) 休館日  毎週月曜日、2月24日(金) 開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで) 会場   福島県立博物館 企画展示室 住所   福島県会津若松市城東町1-25 電話   0242-28-6000 料金   一般・大学生 800円(20名以上の団体:640円)、高校生以下無料 主催   福島県立博物館 出展作家 岩根愛、岩波友紀、村越としや、千葉禎介、小島一郎、芳賀日出男、内藤正敏、大島洋、林明輝、田附勝、仙台コレクション、津田直、畠山直哉 WEB   https://general-museum.fcs.ed.jp/page_exhibition/special/2023winter

トークイベント情報など詳細は上記、福島県立博物館HPよりご覧下さい。

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2023 新年のご挨拶

Saori Azuma 2023.01.06
あけまして
おめでとう
ございます

2023 新年京都へ移り、二年。

昨年は太田市美術館・図書館(群馬)にて音楽家の原 摩利彦さんとの共作を発表しました。
今年は、1月より京都建仁寺塔頭両足院福島県立博物館の展示からスタートします。
本年もよろしくお願いいたします。「トライノアシオト」展TORAINOASHIOTO 2022 © Nao Tsuda + Marihiko Hara

 

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