展覧会を終え、来週は朗読会

Tsuda Nao in Blog 2011.12.11
関東・関西それぞれで開催した個展を終え、10日が過ぎた。
会期中も仕事で各地を走り回っていたので、展示会場の
ギャラリーへはほとんど居ることがなかったが、
その間展覧会を多くの方に見て頂き、感謝の気持ちで一杯だ。
東京ではヒマラヤ文化圏に属するブータンにて撮影をしている
新作「REBORN」の第一幕を発表、京都から足を伸ばし
琵琶湖の望める丘に在る成安造形大学では、2005年の
発表以来7年経た今でも展覧会が続いているシリーズ
「漕」(Kogi)の過去最大規模の展示を行った。
共に見逃した人達からも多数メッセージが届いていたので、
展示会場の写真をわずかだが載せておこうと思う。
作品について詳しく知りたい方は、Newsでもすでに紹介を
してあるが雑誌「エココロ」に掲載中の最新インタビューや
ハイファッションオンラインのサイト内で見て頂きたい。
hiromiyoshii「REBORN」展
hiromiyoshii「REBORN」展
hiromiyoshii/東京 2011
成安造形大学「漕-そでの中の話」展
成安造形大学「漕-そでの中の話」展
成安造形大学/滋賀 2011

11月は展覧会の開催へ向けて図らずもダライラマ法王14世の来日、
その後ブータン国王の来日が重なり、チベット密教との縁深きひと月となった。
僕も合わせて久し振りに高野山へ参拝に出向いた。
山では紅葉がはじまり木の葉はすでに色付き、早朝の
参道では身の引き締まるような冷たい風が吹き抜けていた。
奥の院へと続く一本道は、いつ歩いても子供の頃毎日歩いていた
神戸の山道の先を歩いているような錯覚がして、落ち着く。

月の半ば過ぎには展覧会に合わせて関連イベントや
華道家・片桐氏との室礼などで頻繁に関西入りをしていた。
室礼についてはすでに取材を受けたものが年明けには
誌面でも紹介されるのであらためて紹介したいと思う。



今年も残すところひと月あまりとなったが、最近は
言葉の仕事が続き原稿書きや作詩をしたりしていた。
写真と違って得意ではないので、大体は場所を移し挑んでいる。
詩を書くにあたっては海が見たくなって、唐津へ出掛けた。
都心を飛び出し、一晩中波音の聞こえるホテルの椅子から
ずっと白波を眺め過ごした。
部屋には窓があったけれど、海と一つのようだった。
朝がやってきて、海を歩いた。


そう言えば、来週には大阪にて朗読会に参加する。
予約の状況とかが良く分かっていないが、
蝋燭の灯りだけで言葉を紡ぐ一夜となるだろう。
2011年は日本のどこに暮らす、誰であっても、
忘れることの出来ない春があった。
そのことを想い、語らい、過ごす一夜にしたい。

そして僕は年末再び東北へと向かうつもり。
東北の厳しき冬はこれからはじまる。
そこで出来るだけ温かい朝を迎えて、年を越したい。

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