一般財団法人 ハヤチネンダ「ンダ部」 on WEB #4 トークイベント「ほんたうのいのち − 鹿踊りを巡る旅」に出演します!

Saori Azuma in 2021, News 2021.06.20

鹿踊り一般財団法人 ハヤチネンダ主催 ンダ部 on WEB #4 「ほんたうのいのち − 鹿踊りを巡る旅」に出演します。
(以下、ハヤチネンダHPより)

“わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまひ、あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、どんなにねがふかわかりません。”

宮沢賢治は短編集「注文の多い料理店」の「序」をこんな風に結んでいます。

賢治の作品において「すきとほつていくもの」はしばしば過去や未来の存在がここに立ち現れることを意味していると言われます。そのことを通して詩人は 「感官の遥かな果て」(「風の偏倚」)へと行き着くのです。
過去の存在には、失われた<いのち>も含まれていることでしょう。

写真家、津田直さんは、Reborn-Art Festival 2019で「やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる」を発表。作品の舞台となった石巻の牡鹿半島を起点に北へと旅する中で、東北地方に伝わる鹿踊り(ししおどり)を辿り、宮沢賢治の童話「鹿踊りのはじまり」に出逢いました。その後旅は続き、今夏一冊の本「やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる」に結実しました。
EDBM, EMBD #1

津田さんの写真を見る人の多くが、写真の向こうに、みえざるものの存在を感じる、と言います。
それはまた、賢治の言う「すきとほつたもの」を現前させ、わたしたちを「感官の果て」へと連れ出すものであるのかもしれません。

今回のトークイベントでは、「やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる」の作品を中心にしたスライドショーとともに津田さんのお話を伺います。
「写真家である前に翻訳者でありたい」という津田さんが、「ほんたうのいのち」についてどんなことを語るのか、この一夜はきっと、あなたの<いのち>の物語の新しいページを開くような時間になることでしょう。

賢治の童話「鹿踊りのはじまり」は、冒頭の「序」を掲げた「注文の多い料理店」の最後に収録されています。
物語はこんな風に閉じられています。

“それから、さうさう、苔の野原の夕陽の中で、わたくしはこのはなしをすきとほつた秋の風から聞いたのです。”

テーマ「ほんたうのいのち − 鹿踊りを巡る旅」
お話津田直さん(写真家)
日 時:2021年7月17日・土曜日・19:00〜20:30(終了後21:00までの放課後部活を予定)
場 所:オンライン(Zoomを予定)※見逃し配信あります
参加費:無料(ご招待 学生の方・山ノ上倶楽部会員)
     1,000円(ご参加)
     2,000円(ご参加+応援)
     3,000円(ご参加++応援)

申込みhttps://ndabu-onweb-04.peatix.com/(Peatix)

参加方法:申し込み頂いた方へ当日の午前中に視聴URLをご案内いたします

一般財団法人 ハヤチネンダ…
岩手県遠野市の里山にある広葉樹の森を、「いのちを還す森」として手入れをしながら、仲間を募り、死生観と自然について知る・学ぶ・考える活動をしています。私たちの<いのち>が、本来は自然の循環の中でつながりと結び目をつくり、山や森、田んぼや、生き物たちがつくる大きな環の中にある、と感じられるような場と機会の創出を目指しています。
ハヤチネンダHP https://hayachinenda.org/

ンダ部…
「ンダ部」では、私たちの<いのち>と自然をめぐる様々な考察や表現・思いについて学び、語り合う時間を提供しています。テーマを越境してくださる多様な方々をお招きして、今を生きる私たちの心の糧になるような「生と死」の物語を旅しませんか?特定の宗教・哲学等に依ること無く、死生観について安心して聴き、語ることのできる場づくりを目指して、2021年4月より「ンダ部 on WEB」がスタートしました。ぜひご一緒ください。
ンダ部 on WEB https://hayachinenda.org/news/category/udabu/

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