雪降る松本へ
先週、松本にある信州大学へ津田さんと「SMOKE LINE」制作時に
お世話になったモンゴル人に会いに行きました。
冬になってもなかなか関東では雪が見られなかったので、
雪を楽しみに行ったら松本ではその日の晩-5℃まで気温が下がり、
寒いけれどやっと冬!という感じがして嬉しい1日でした。
訪ねたモンゴル人はロシア国境近くの冬になると-40℃にもなって
雪で街から出られなくなるような所の出身なので、雪の中でもフリース姿でした!
長野の制服姿の高校生達にもそのくらいの温度は当たり前のように見えました。
津田さんはそのモンゴル人とは旅以来の再会だったので、
少年時代のモンゴルの様子など話にも花が咲き気が付けば5時間も経っていました!
その日宿泊した所は田んぼの真ん中。
翌朝は雪が少し残る川べりを歩きながら、これを機に津田さんが絶対見に行きたい
と言っていた田淵行男記念館へ行きました。
記念館は、山や蝶を愛して止まない田淵さんがよく登っていた
常念ヶ岳がよく見える場所に建っていました。
記念館には田淵さんが書いた沢山の本が飾ってあり、
展示されていた機材やテントにはほとんどの物に
田淵さんお手製のマークが描かれていました。
時代や風景は少しずつ変わっていくけれど、
田淵行男や植村直巳のような変わらない山への一途な想い、憧れなどは
今を生きる私達にも勇気を与えてくれる気がします。
- 残された爪痕
- 子供とアートと教育と