水を分け合う、旅へ

Tsuda Nao in Blog 2010.09.03
しばらく海外へ出ていたこともあり、久し振りの更新となる。
世界にはまだまだ遠い場所がある。
いや、僕らの方が聖地から遠くへと歩んでしまったのだから、
ここからヒマラヤはずっと遠くに在る。

あらためて、そう思える旅だった。
訪れていたのはヒマラヤの王国ブータン。
日本で言えば九州くらいの土地を持つ、小さな王国だ。

そこにはどうしても越えたい峠と歩きたい村々、会いたい人々が暮らしている。

人間は生まれた場所の水と共に育つ。
ヒマラヤの麓では雪解け水が流れ込み、
水は全ての動物が分け合い、暮らしていた。
至るところに谷があり、集落があり、チベット仏教の聖地があり、
僧院では毎朝祈りの煙が立ち籠める。。

本当は、冷たい雪解け水で目を洗いたいだけだったのかもしれないが、
そこに立つということは、そこの一部となるということを僕に教えた。

旅のことは秋頃にはじまる連載でも読めると思うので
またお知らせしようと思う。

ここ最近の話をしておこう。
7月くらいから新作の制作は本格的に進行している。
舞台はヨーロッパの端っこ、アイルランド。
ようやく形になろうとしている。
近日中にはNewsにて正式に公表も出来ると思うが、写真集を制作している。
10月末くらいには発売出来ると良いなと願いつつ、進行中。
出版後には恒例のイベントなども行う予定なので、
その準備も同時進行している。
まずは9月17日から六本木にてはじまる「TOKYO PHOTO 2010」
にて新作の一部を見せる予定だ。

今日からは数日間無人島へ。
その後関西にしばらく行くので引き続き近況の報告をしたいと思う。

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