2010年最後の一日を山の麓で過ごしている。 遠くの海は冬空を映し、ここから見える街は物静かにさえ思える。 育った神戸は暮らしている都会と違って、小さく過ごしやすい。 生活は必要なものをきちんと選び、永く馴染ませれば、どこに居ても心地よさを生む。 昨日は雪がちらついて、お茶に誘い出した恩師は道が凍る前に家路についた。 蕎麦を食べたあとのぜんざいが美味しく、からだが温まった。
以前newsにてお知らせしております共同通信社より配信中の 連載「雷龍国・ブータン紀行」ですが、 現在下記新聞社にて既に連載が始まっています! また他の新聞社の掲載情報も随時お知らせいたします! ・岩手日報 ・秋田さきがけ新聞 ・福井新聞 ・埼玉新聞 ・四国新聞
師走に入り仕事場から見える神社に立つ銀杏の木の葉も、すべて落ちていった。 幹と枝だけになった立派な樹木は飾りをはずされた御輿のようにうつむいている。 こうして冬を迎え、来るべき季節を待ち、力を再び蓄える。 巡るものは流れに決して逆らわない。身を預け今日を過ごす。 こんな生き方に習いたいと日々思う。 すべてを送り出しても、朽ちないからだをつくり、源流を守ること。
先週日曜日に放送されたJapan FM Networkのラジオ番組「HEART OF ALOHA」にて、 津田さんが新作写真集『Storm Last Night』が書店にて発売中です、とお話ししましたが 少し遅れており写真集が書店に並ぶのが来週頃になりそうです。
遅くなりましたが、先月28日に赤々舍で『Storm Last Night』出版記念 トークイベントにお越し頂いた皆さま、どうもありがとうございました。 始まってからもどんどんお客様が来て下さり、、、 会場に溢れるくらいの数の方に来て頂きました。 写真評論家の飯沢耕太郎さんとの対談で、飯沢さんも アイルランドに行ったことがあり、飯沢さんから次々と問いかけられる 遺跡文化や今回の機材、撮影についてなどの質問に津田さんが答えていき、 テンポの早い展開で2時間たっぷりのトークとなりました。