梨木香歩著『風と双眼鏡、膝掛け毛布』(筑摩書房)に表紙写真を提供しました。
双眼鏡を片手にふらりと旅へ。地名を手掛かりにその土地の記憶をたどり、人とそこに生きる植物や動物の営みに思いを馳せ、創造の翼を広げる珠玉のエッセイ集。
『風と双眼鏡、膝掛け毛布』 著者:梨木香歩 出版:筑摩書房 定価:1,500円(税別) 刊行日: 2020/03/20 判型:四六判 頁数:224頁 ISBN:9784480804938 WEB: http://www.chikumashobo.co.jp
特集は、”バルトの光を探して”。 バルト三国は、リトアニアを始め、7年ほど通っていることもあり、いくつかのページにて書かせて頂きました。 巻頭ページのエストニア、ラトビア、リトアニア三国の夏至祭を巡る旅(p.26〜p.39)、昨年この世を去ったリトアニア出身の映画監督/詩人のジョナス・メカスの故郷を訪ねて(p.108〜p.115)、リトアニアを代表する音楽家であり画家としても活躍したチュルリョーニスについて(p.124〜p.127)、2016年にオープンしたエストニア国立博物館を設計した建築家・田根剛氏へのインタビュー(p.142〜p.144)。 伝統的なお祭りや、作家・建築家を通して見るバルト三国をどうぞお楽しみ下さい。
『TRANSIT』(2020年3月号) http://www.transit.ne.jp/contents/info/2020/03/transit47.php
『建築雑誌』(2020年3月号)の表紙と目次ページの写真を担当しました。特集は「歴史の効用」。今号ではパリのノートルダム大聖堂を撮影しました。
デザイン:田中義久、山田悠太朗表紙、目次写真:津田直
雑誌の詳細は下記サイトよりご覧頂けます。『建築雑誌』(2020年3月号) http://jabs.aij.or.jp/