吉田カバン「80th ANNIVERSARY EXHIBITION in PARCO MUSEUM」にて写真集『TRIBUTE FROM GREEN FOREST』と現代版縄文ポシェットを展示販売いたします。

Saori Azuma 2016.02.29
吉田カバン「青い森から、繋ぐ」クラチカ ヨシダ 表参道 the PORTER Gallery現代版縄文ポシェットスペシャルエディション

YOSHIDA & CO., LTD. 80TH ANNIVERSARY EXHIBITION(吉田カバン HPより)吉田カバン創業80周年の最後を飾るイベントをパルコミュージアム(渋谷パルコPART1・3F)にて開催いたします。

会期:2016年3月2日(水)〜3月6日(日) 時間:10:00〜21:00(最終日は18:00閉場) 場所:パルコミュージアム 渋谷パルコ PART1・3階入場料:無料

国内外の著名なデザイナーやアーティスト、ブランドとコラボレーションしたアニバーサリーモデルのほか、80周年記念商品でもある2016S/S新作 「PORTER T-NUANCE」の先行発売、ミュージアム限定のPORTERグッズもご用意しております。展開商品はオフィシャルSNSで随時ご案内していきます。

会場ではカバン職人による「TANKER」シリーズ製作の実演を行います。 東京では初となる貴重な機会をお見逃しなく。

昨年11 月にクラチカヨシダ表参道the PORTER Gallery で開催された津田直氏の個展「青い森から、繋ぐ」。イベントに合わせて刊行された写真集と、本展に際して、津田直氏と吉田カバンのコラボレーションとして、吉田カバンの職人が製作する現代版縄文ポシェットを限定販売いたします。

■津田直 写真集「青い森から、繋ぐ」 4,000円(税抜)

■スペシャルエディション/化粧箱入リ 数量限定 100,000円(税抜) 縄文ポシェット(レザー)、ナチュラル(写真)、作家オリジナルプリント、作品集、クルミ

沢山のお客様のご来場をお待ちしております。

※80周年記念商品は販売終了のアイテムも一部展示しております。ご了承ください。

PARCO MUSEUMはこちら オフィシャルfacebookはこちら

≫ read more text by Saori Azuma 吉田カバン「80th ANNIVERSARY EXHIBITION in PARCO MUSEUM」にて写真集『TRIBUTE FROM GREEN FOREST』と現代版縄文ポシェットを展示販売いたします。 はコメントを受け付けていません

「塩竈フォトフェスティバル 2016」、ポートフォリオレビューにレビュワーとして参加します。

Saori Azuma 2016.02.29
塩竈フォトフェスティバルポートフォリオレビュー

塩竈フォトフェスティバル 2016(塩竈フォトフェスティバル HPより)フェスティバルの5回目、そして東日本大震災から5年を迎えた今回より、当フェスティバルは新たな方向へ展開を始める。震災と津波は、私たちに「写真」の 本質や役割を再考させた。その体験を通じ、まずは2つのミッションに取り組む。1つは、都市では見過ごされてしまうかもしれない写真芸術の価値やあり方を 発見しサポートすること。もう1つは、東日本大震災で大きな被害を受けた塩竈市のこれからを、写真文化を通じて考え、発信していくメディアとなること。 「塩竈フォトフェスティバル2016」では、「家族」をメインテーマに置き、家族写真のコレクターであり、オランダ屈指のクリエーター・Erik Kessels(エリック・ケッセルス)をゲストキュレーターに迎え、写真の持つさらなる可能性を感じていただける企画を届ける。

[イベント概要]塩竈フォトフェスティバル 2016日時:2016年3月5日(土)〜3月21日(祝・月)会場:ふれあいエスプ塩竈、塩竈市杉村惇美術館、亀井邸、ビルドスペース、ひらま写真館、ニッチ、他塩竈市内各所お問い合わせ先:塩竈フォトフェスティバル実行委員会 MAIL:  shiogamaphoto@gmail.comWEB: http://sgma.jp/2016/event.php

*ポートフォリオレビュー 2008年にスタートし、今回で第5回を迎える「塩竈フォトフェスティバル ポートフォリオレヴュー」は、日本最大級・東北最大のレヴューです。 1日目は、第一線で活躍する写真関係者に自分の作品を見せながら1対1で講評を受けるポートフォリオレヴューを行います。参加者40名×レヴューワー8名。2名以上のレヴューワーの講評を受けることができます。 レヴューの中から選出された5名は、2日目の公開審査に進みます。公開審査後の審査会で、受賞者を決定します。大賞は写真集制作です。

開催日程 3月19日(sat)10:30~16:30 ポートフォリオ・レヴュー 3月20日(sun)10:30~12:00 公開審査         13:30〜14:00 写真賞授賞式

 

ポートフォリオレビューの他に、オランダ出身の写真家 Erik Kesseksの「Album Beauty」展、Erik Kesseksのトークイベント、植田正治、平間至、吉原悠博、の3名の作家による「家族」と「写真」の関係を探る「家族を撮る」展など、期間中色々なイ ベントが催されます。是非、この機会に塩竈へお出掛け下さい。

≫ read more text by Saori Azuma 「塩竈フォトフェスティバル 2016」、ポートフォリオレビューにレビュワーとして参加します。 はコメントを受け付けていません

『Pen』(No.400)PEN SELECTION “ART”頁(P.168)にて、新作「Grassland Tears」について紹介していただいています。この作品は現在、東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルムにて3/26(土)まで展覧会開催中です。是非、ご高覧下さい。展覧会情報はこちら。  http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/13936/

雑誌の詳細は下記サイトよりご覧いただけます。『Pen』(3/1 2016,  No.400)  http://www.pen-online.jp/magazine/pen/pen-400-sekaiisan/

≫ read more text by Saori Azuma 雑誌『Pen』(3/1 2016, No.400)にて新作「Grassland Tears」について掲載されています。 はコメントを受け付けていません

SHOWCASE 2015昨年、11月に参加した様々なジャンルのアーティスト、デザイナーを”stands”(社会の趨勢と距離を置いたところで自立している強さがあり、個として存在する揺るぎなさがある)というテーマの元、セレクトして行われた展覧会「SHOWCASE “stands”」の図録が完成し、手元に届きました。今回の展覧会の様子が記録されて1冊にまとめられています。

SHOWCASE  http://www.showcase-web.com/

≫ read more text by Saori Azuma 「SHOWCASE 2015」の展覧会図録が出来上がりました。 はコメントを受け付けていません

タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムにて個展「Grassland Tears」を開催します!

Saori Azuma 2016.02.06
縄文Grassland TearsTaka Ishii Gallerry Photography / Filmアーツカウンシル東京IMA CONCEPT STOREタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム

Grasslad Tears "Omoriyama #1"(タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム プレスリリースより)タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムは、2月20日(土)から3月26日(土)まで、津田直個展「Grassland Tears」(草むらの涙)を開催いたします。タカ・イシイギャラリーでの3度目の個展となる本展では、津田が、日本の基層文化としての縄文文化に焦点をあて、ランドスケープと静物で展開する新作から、約14点を展示いたします。

津田直は、自身を「世界を翻訳する写真家」と称し、ファインダーを通して古代より綿々と続く人と自然との関わりを捉え、そこにあるべき関係性への問いを投げかけてきました。6年程前から新作制作に挑みはじめた津田は、自然と共生する社会の原初的な姿を縄文時代に見出し、国内で数多くの縄文に関するフィールドワークを行ってきました。

中でも、本展を構成する契機として、作家は真冬の東北で撮影された二枚組の写真を挙げています。

2011年3月9日。大自然が大声を唸らせたあの日の2日前、僕は東北の雪原を歩き回っていた。辺りは数日前から降り止まない雪に霞み、氷点下となっていた。目前には小高い丘が見えていた。そこは約4000年前に人々が祭祀場として使っていたという森だった。しかし樹木の茂みは 見えているものの、近づくことさえできなかった。踏み入れようにも一歩踏み出すと、半身が雪に沈んだ。地面には足が届きそうになかった。春を待つことにした。

東北地方や北海道をはじめとする、東京より北部の地域を中心に展開されるフィールドワークは、考古学のそれを思わせる密度を持って行われました。作家の従来からの撮影対象であるランドスケープに加えて、本シリーズにおいてその探求の導き手として、作家独自の視点から撮影された多くの遺物は、考古学的資料に基づきその出土場所から品目名、年代が綿密に記録されています。一方で、津田の「縄文歩き」はその土地に今でも残る縄文時代の生活の痕跡を身体で解いていく作業であり、それらの集積は研究者的な視点による事実の体系化に留まることなく、作家の関心は自然観・死生観・時の捉え方など、縄文時代の精神文化へ向けられています。

これらの縄文・続縄文時代の遺物は、単なる「モノ」ではなく、「形ある霊魂」であり「循環する命」そのものなのだと津田は考えます。その姿を紐解くべく像の階調を反転させた作品について、作家は、反転した世界=ネガの世界のうちに、暗闇には光が灯り、光には暗闇が仕舞われているのだと語っています。

生きとし生けるものは、この世に姿を現すときよりも、姿を消してゆくときの方が、よりその存在が露わになるのではないだろうか。一万年という果てしない地層を一頁ずつめくり、闇と影の間に光が蘇ったとき、我々の目には何が映り、何が残されてゆくのだろう。

未だ見ぬ日本の原初的な風景や遺物に見られる縄文の表現や精神に焦点をあて撮影された作品群は、自然の中での循環と共生が世界の特別などこかで紡がれてきた物語ではなく、我々自身のうちに培われた事柄であるということに改めて気付かせてくれると共に、未来への示唆を与えてくれるはずです。

本展覧会は、アーツカウンシル東京の「平成27年度東京芸術文化創造発信助成」を受け開催致します。Grassland Tears "Usumoshiri #2"

◎津田直 「Grassland Tears」会期:2016年2月20日(土) – 3月26日(土)営業時間:12:00 – 19:00定休日: 日・月・祝祭日会場: タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F Tel:03-5575-5004WEB: http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/13936/

オープニング・レセプション: 2月20日(土)18:00 – 20:00

なお、本展の開催にあわせて下記イベントを行います。奮ってご参加下さい。 【イベント詳細】 津田直トーク・イベント:新作「Grassland Tears」について 日時:2016年3月12日(土) 20:00 – 21:30 会場:IMA gallery(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F) 入場料:1000円(要予約) 問い合わせ先:IMA CONCEPT STORE http://imaconceptstore.jp/担当:永井雅也 tel: 03-5572-7144  e-mail:ma.nagai@amana.jp

以下より展覧会情報をダウンロードしていただけます。(PDF ファイルサイズ:288KB)「Grassland Tears」Press Release

≫ read more text by Saori Azuma タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムにて個展「Grassland Tears」を開催します! はコメントを受け付けていません