今春公開されるアルプスを舞台とした映画「アルプス 天空の交響曲(シンフォニー)」にコメントを寄せています。KIKIさん、坂本大三郎さん、成瀬洋平さん、津田の4人のアーティストがコメントを寄せたZINEが作成されました。ZINEは4種あり、表が「NOAH」シリーズの作品バージョンもあります。
[映画情報]タイトル:アルプス天空の交響曲日本語ナレーション:小林聡美公開日:4月GW シネスイッチ銀座ほか全国劇場公開ホームページ: www.alps-tenkuu.com
ZINEは、以下の店舗で無料配布しております。お近くへお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
・The North Face Standard店(渋谷、二子玉川) ・シネスイッチ銀座、ほか、全国劇場 ・VACANT / HUTU 東京都渋谷区神宮前3-20-13・株式会社カモシカスポーツ 神奈川県横浜市西区高島2-6-3 日産横浜ビル1F ・Coffee House Shaker 長野県北佐久郡軽井沢町長倉3460−16 ・アウティングプロダクツ エルク 山梨県甲府市徳行4丁目13−9 ・カロト ギフ 岐阜県各務原市前渡東町6-6 ・カモシカスポーツ山の店本店 東京都新宿区高田馬場1-28-6 ・カモシカスポーツ山の店松本店 長野県松本市和田1478-1 ・Knee High Media Japan編集部 東京都渋谷区東1丁目23−3 ・B&B 東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F ・さかだちブックス 岐阜県岐阜市神田町6-16-2-2F
NAGA
–
「NAGA」は、前作「SAMELAND」に続く、フィールドワークから生まれた写真集の第二弾となります。
密林に覆われた山道、丘陵に並ぶ竹で編まれた家々、鮮やかな色彩の民族衣装と入れ墨、闇夜の儀式、動物の顔が彫り込まれた木製ドラム、歌い踊る人影、跪き祈りを捧げる子供達…
撮影地となったミャンマー・ザガイン管区は、インドとミャンマーに跨りナガ族が暮らす地域です。奥深い山の尾根に住まう彼らは狩猟採集を中心とし、外の世界と距離を置き、独自の自然信仰を受け継ぎ生きてきました。日々山の中を歩き獲物を捕らえ、逞しく暮らす彼らの身体性や身に纏う赤と黒を基調とした力強い色彩の布地などに惹きつけられ、津田は二度に渡りナガ族の土地を訪れることになります。その中で津田は、近代化の流れを受けキリスト教文化へと変容していったナガ族の生き方と出会ってゆきます。古くはモンゴロイドに属するナガ族は、我々のルーツと照らし合わせてみても、案外かけ離れた存在ではないのかもしれません。
(POST「NAGA」展プレスリリースより)
–
2015年2月刊行
発行:limArt 写真:津田直 テキスト:飯沢耕太郎、津田直 アートディレクション&デザイン:田中義久 編集:中島佑介(POST) 仕様:182mm x 220mm/144ページ/フルカラー/65図版 初版1000部 ISBN:978-4-9907173-5-3 価格:3,200円+税
“NAGA” is the second publication following “SAMELAND”, a photo book sourced from Nao Tsuda’s fieldwork.
The mountain trail covered in thick forest, houses weaved out of bamboo lining the hill, brightly colored native attire and tattoos, wooden drums with an animal face carving, shadows of dancing people, and children praying on their knees… This is the Sagaing Region Myanmar, which extends the borders of India and Myanmar, where the Naga people call home. The Naga people have been living by hunting and farming on the ridge of the deep in the forest, separate from the outside world, passing down their unique indigenous Animism beliefs. Hunting for prey on foot in the mountains daily, the courageous Naga people’s embodiment of strength and striking red and black clothes fascinated and beckoned Tsuda to visit the land of the Naga people twice. Through his travels, Tsuda encounters the Naga people’s way of living as it sees gradual influenced through modernization and the influx of Christian culture. In ancient times the Naga people were part of the Mongoloid family, and their genetic roots might not be too far removed from our own.
(From the press release of “NAGA” exhibition at POST)
建築家・谷尻誠氏率いるサポーズデザインオフィスで定期開催しているイベント「THINK」。2015年初となる49回目に、津田がゲストとして出演します。津田の生い立ちの話から、これまでの作品やどのように世界と向き合い、作品をつくり続けているのかという作家活動についてなどを中心に谷尻さんとお話する予定です。当日、会場では新作写真集『NAGA』の他にこれまでの写真集なども販売いたしますので、是非みなさまお誘い合わせの上、ご参加下さい。
THINK_49_津田直日時 2015年2月27日(金)19:30~21:30 (19時受付開始、19時半開場) アフターパーティ 21:30~23:00 会場 サポーズデザインオフィス 3階対談 谷尻 誠(建築家・サポーズデザインオフィス)定員 椅子席 先着100席まで、以降は立ち見(予約不要)参加費 1,000円住所 広島市中区舟入本町15-1 サポーズデザインオフィス http://www.suppose.jp/index.html問い合わせ tel:082-961-3000
(japan jikkan HPより)【japan jikkan 003】『japan jikkan』では、毎号、テーマとなる色と音を記事とともにお届けします。第3号のイメージカラーは「tokiwa-iro=常盤色」。ピュアな日本を 表現する色でもあり、新年の号にふさわしい色です。イメージサウンドは東京都台東区上野にある寛永寺の「時の鐘」。時計のなかった江戸時代、一刻(いっと き:いまの約2時間)ごとに時刻を知らせていた鐘の音は、現在も朝夕6時と正午の3回、当時と変わらぬ音色を響かせています。
cover image 写真:津田直image sound 003 東京都台東区上野 寛永寺 時の鐘の音 制作:Takashi “Numb” Kizawa
*docomoのアプリマガジン『japan jikkan』(ISSUE 001-004)は終了しております。