現在POSTで開催中の写真展、津田 直[SAMELAND]を3/11まで会期延長する事が決まりました。
それに合わせ、津田直氏と写真集[SAMELAND]のデザイナーである田中義久氏をゲストに迎えトークイベントを開催いたします。
「写真を綴じるということ」本展に合わせて刊行された写真集[SAMELAND]は写真家・津田直のフィールドワークを事始めに、現地でのストーリーを聞いた田中氏がディレクションし、一冊の写真集として綴じられました。トークでは、各々に写真集の制作について語って頂きます。【会期延長】 3/11(火)まで会期延長 (月曜定休日)
【トークイベント】日時 2014年3月8日(土) 13:30~15:00開場 13:00 /スタート 13:30会場 POSTゲスト 津田 直、田中 義久参加費 1,000 円(当日、会場にて現金のみ承ります)※定員40名 要予約POST HP http://post-books.info/news/2014/2/26/sameland-talkevent0308※3/8(土)の通常営業は16:00からとなります。【申込方法】予約は営業時間中にお電話(03-3713-8670) 、またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。メールでのご予約の際は、お名前とお電話番号、ご参加希望人数を明記の上お申し込みください。定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。
《イベント概要》 国際巡回写真展「東北―風土・人・くらし」見どころトーク
【日時】2014年3月7日(金)18:30~(受付18:00~)【会場】国際交流基金 JFICホール[さくら]【住所】東京都新宿区四谷4-4-1:東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅徒歩3分)【登壇者】 飯沢 耕太郎(写真評論家本展キュレーター)、田附勝(写真家本展出品作家)、津田直(写真家本展出品作家)【定員】80名【参加方法】タイトルに必ず「東北トーク希望」と表記し、氏名、ふりがな、ご所属を表記の上 info@tmpress.jp までe-mailでお申し込み下さい。【WEB】http://www.jpf.go.jp/j/culture/new/1401/01-06.html*本イベントのインターネット中継をcomos-tvにて行います。視聴方法など詳細は http://comos-tv.com/ にて。
東日本大震災から1年という節目に海外巡回をスタートさせた本展覧会は、写真作品を通して、東北の風土、人、くらしを浮かび上がらせようとする趣旨のもと、これまでに世界23都市で開催され、多数の観客を魅了してきました。国際交流基金巡回展プログラムとして、この先もさらに数年かけて世界各地で実施の予定です。
このたび世界巡回の合間を縫って、福島県会津若松市、岩手県遠野市での特別開催が実現する運びとなりました。この国内展が本年4月から始まるのに先立ち、本展キュレーターと2人の出品作家にお集まりいただき、本展覧会の見どころ、海外での反響や受け止められ方、自身と東北との関わりなどを余すところなく語っていただくプレ・イヴェント「見どころトーク」を開催いたします。東北にゆかりのある、しかし世代も表現も様々な写真家による作品で構成された本展は、1940年代を中心に撮影された過去の作品から、現在進行形の作品までを同時に展示し、過去・現在・未来を貫く個性的な写真家の視点を通して、東北の魅力を広く紹介する内容となっています。多くの方に是非この機会に会場まで足をお運びいただき、ご高覧いただければと願っております。
《展覧会概要》写真展「東北―風土・人・くらし」 【会場】福島県立博物館(電話0242-28-6000/福島県会津若松市):2014年4月19日(土)~5月19日(月)遠野文化研究センター(電話0198-60-2800/岩手県遠野市):2014年5月24日(土)~6月22日(日)*休館日、開館時間、入場料等の詳細は各会場へお問い合わせをお願いいたします。【主 催】福島県立博物館、岩手県遠野市、独立行政法人 国際交流基金【企画協力】公益社団法人 日本写真協会【キュレーター】飯沢耕太郎(写真評論家)【出品作家】千葉禎介(1917-65) 、小島一郎(1924-64) 、芳賀日出男(1921-)内藤正敏 (1938-)、大島洋(1944-)、畠山直哉(1958-)林明輝(1969-)、田附勝(1974-)、仙台コレクション(伊藤トオル他)、津田直(1976-)【WEB】福島県立博物館: http://www.general-museum.fks.ed.jp遠野文化研究センター: http://tonoculture.com
SAMELAND
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写真家、津田直は極北の先住民であるサーメ人たちに出会うため、2012 年の初夏に、フィンランドとノルウェーを訪ねました。
サーメ人たちは、1 万年前に鹿の群れを追って現在の土地にたどり着いたと言われています。
人々の暮らす土地は、北緯66 度33 分以北の北極圏に位置し、その土地には彼らの祖先たちがその場所に辿り着いた時と変わらぬ風景がそのまま残され、人々は現代社会に順応しながらも、以前と変わらぬ文化を大切に引き継ぎ、今もサーメの伝統や精神を継承しつづけています。
サーメランドを訪ねた津田は、その土地で内陸部と海岸部を季節に応じて移動しながらトナカイ放牧を生活の糧として暮らすサーメ人が、夜を徹して行うポロ・メルキトスというトナカイの親子を照合する行事に立ち会います。また出会った男達に連れられ、かつての聖地に立ち自然信仰に触れ、サーメの生き方に近づいてゆきます。
日本から遥か遠くに離れていると感じる極北の地ですが、どこか日本のアイヌとも類似点があり、親しみを感じさせてくれるサーメ人。
(POST「SAMELAND」展プレスリリースより)
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2014年2月刊行
発行:limArt 写真:津田直 テキスト:管啓次郎、津田直 アートディレクション&デザイン:田中義久 編集:中島佑介(POST) 仕様:182×220mm/144p/フルカラー/60図版 初版1000部 ISBN:978-4-9907173-3-9 価格:3,000円+税
Photographer, Nao Tsuda travelled to Finland and Norway in the early summer of 2012, to meet indigenous people of the Far North, the Sami. The Sami are known to have reached the area ten-thousand years ago, chasing a herd of deer. People live in the Arctic area north of latitude 66°30’ N, where landscape remains to be similar to what their ancestors encountered when they finally arrived at the place. While adapting to the present-day society, they have kept handing over unchanging culture carefully from one generation to the next, continuing to restore old Sami traditions and spirits. The Sami rely on reindeer herding for their living, moving between inland and coastline grazing lands depending on seasons. While visiting Sameland, Tsuda comes across a Sami event called Poromerkitys, which is an all-night reindeer checkings of mother-child relationship and calf markings. Tsuda is also guided to a sacred spot of the past where people worshipped nature and approaches life style of the Sami. The Far North area seems to be quite distant from Japan, but similarities are seen between the Ainu people of Japan, making Tsuda feel very close to the Sami. (From the press release of “SAMELAND” exhibition at POST)
こんにちは。アシスタントの東です。 少し暖かくなったなと思ったら、最近また冷え込む日々が戻ってきました。 年が明けてからすぐにミャンマー北部のナガランドへ行っていたので、 帰りのヤンゴン滞在時、半袖とロンジー(ミャンマーの巻きスカート) でヤンゴンの街中を歩いたり、市民が一番沢山お参りしているお寺 シュエダゴンパゴダに裸足になって地元の人に混じってお参りしていると、 すっかり身体も体温が上がってもう夏のまっただ中にいるような気分になりましたが、 福岡に到着し飛行機のタラップを降りた瞬間、寒風に雪が舞っていたので 冬に引き戻されました!
写真集『SMOKE LINE 』(赤々舎)を出展しています。
今回、第2回目となる「BINDING IMAGE」には、主催者によって日本をはじめ、アジアやヨーロッパ各国から集められた写真集が紹介されています。ご興味のある方は是非「BINDING IMAGE」のウェブサイトをご覧下さい。
会期:2/8,9,15,16 13:00-17:00場所:TETTERODE AMSTERDAM BILDERDIJKSTRAAT 165 BHP: http://www.bindingimage.moonfruit.com