先月、作品集『やがて、鹿は人となる/やがて、鹿は人となる』をhandpickedより刊行しました。
(プレスリリースより) 2018 年に出版したリトアニアを舞台にした写真集『Elnias Forest(エリナスの森)』 に続く、鹿を巡る物語『やがて、鹿は人となる/やがて、
人は鹿となる』。 写真家・津田直は「Reborn-Art Festival 2019」への参加をきっかけに通うことになった 石巻の牡鹿半島を拠点に、 さらに北への旅を通じて鹿踊りと出会い、宮澤賢治のことばを辿った。鹿踊りは東北地方を中心に受け継がれ、豊作祈願、 鎮魂、先祖供養のために踊られる。一針一針手縫いされた衣装を纏い、 鹿角を頭に付けて舞う鹿子たちの姿。 そこに津田は自然と人間の狭間を行き来する鹿の存在を見つめる。 やがて、その眼差しはすすきの原や海へと向けられていく。 東日本大震災から10年を経て、 津田は天災によって失われた土地、人々の魂に捧げる静かなレクイエムとして、本冊子を上梓した。 『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』 Eventually, Deer Become Men / Eventually, Men Become Deer
著:津田直 発行:handpicked 仕様:A5変形判(H210mm×W155mm)中綴じ・蛇腹折・40ページ デザイン:須山悠里 定価:2,530円(本体2,300円+税10%)日本語のみ 3,520円(本体3,200円+税10%)英訳入り
手紙を届けるような気持ちで綴じられた1冊となりましたので、書籍の取扱先につきましては、少しづつ増やしていきたいと思います。随時更新していきますのでよろしくお願いいたします。
【取扱書店、ショップ】 ・本屋青旗(福岡) ・銀座蔦屋書店(東京) ・恵文社(京都)*オンライン販売あり ・ViVO,VA(兵庫) ・BOOKS AND PRINTS(静岡) ・Reborn-Art Festival 2021-2022 旧観慶丸インフォメーションセンター(宮城) *期間 8/11〜9/26 会期終了に伴い販売終了。 ・曲線(宮城) ・evam eva(山梨、東京、神奈川、北海道、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡 以下18店舗) *期間「秋展」9/17〜10/10 継続販売中。 – evam eva yamanashi 本店 – evam eva aoyama – evam eva kichijoji – evam eva jiyugaoka – evam eva marunouchi – evam eva nihombashi – evam eva futakotamagawa – evam eva omotesando – evam eva yokohama – evam eva sapporo – evam eva nagoya – evam eva kyoto – evam eva osaka – evam eva kitahama – evam eva namba – evam eva kobe – evam eva hiroshima – evam eva fukuoka ・TOGO BOOKS nomadik(大阪) ・Brisées(岡山)*オンライン販売あり ・MINOU BOOKS(福岡) ・sieca(兵庫) ・nicala(新潟・佐渡島) ・Gallery 5(東京オペラシティーギャラリーショップ / 東京)
Reborn-Art Festivalのオンラインプロジェクト、Reborn-Art Online「鹿のゆくえ」が日本語に続き、英語、簡体字、繁体字の4ヶ国語で公開されました。
2019年から撮り始め作った作品を、コロナ禍によりオンラインで発表するという新たな試みです。これまでだと現地に足を運ばないと観ることができなかった作品がウェブ上にてご覧いただけます。どうぞお楽しみ下さい。
Reborn-Art Online
日本語:https://www.reborn-art-fes.jp/shikanoyukue/naotsuda/
英語:https://www.reborn-art-fes.jp/en/shikanoyukue/naotsuda/
簡体字:https://www.reborn-art-fes.jp/zh-CN/shikanoyukue/naotsuda/
繁体字:https://www.reborn-art-fes.jp/zh-TW/shikanoyukue/naotsuda/
やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる Eventually, Deer Become Men / Eventually, Men Become Deer
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Reborn-Art Festival 2019への参加をきっかけに通うことになった石巻の牡鹿半島を拠点に、さらに北への旅を通じて鹿踊りと出会い、宮澤賢治のことばを辿った。鹿踊りは東北地方を中心に受け継がれ、豊作祈願、鎮魂、先祖供養のために踊られる。一針一針手縫いされた衣装を纏い、鹿角を頭に付けて舞う鹿子たちの姿。そこに津田は自然と人間の狭間を行き来する鹿の存在を見つめる。やがて、その眼差しはすすきの原や海へと向けられていく。
東日本大震災から10年を経て、津田は天災によって失われた土地、人々の魂に捧げる静かなレクイエムとして、本冊子を上梓した。 (『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』DMより)
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2021年7月15日刊行 発行:handpicked 著:津田直 デザイン:須山悠里 仕様:A5変形判(H210mm×W155mm)/中綴じ/蛇腹折/40ページ ISBN:978-4-9910162-1-9 定価:2,300円+税(日本語のみ)、3,200円+税(英訳入り)
Participating in the Reborn-Art Festival 2019 inspired Tsuda to make frequent trips to Oga Peninsula in Ishimaki, and while travelling further north, he came in contact with Deer Dance known as Shishi Odori, as well as pursuing words of Kenji Miyazawa. Shishi Odori has been passed down for generations centered around the Tohoku region, with people dancing and praying for good harvest, repose of souls, and commemoration of ancestors. Wearing hand-made costumes of one stitch followed by another, dancing youngsters wearing antlers on their heads resembling young deer were seen. There, Tsuda would gaze at the presence of deer going back and forth between nature and humans. Eventually, his attention is focused in the direction of Japanese pampas grasslands and sea.
After 10 years since the Great East Japan Earthquake, Tsuda has decided to publish this booklet in dedication to the lost land and lives of people in the natural disaster, as a serene requiem. (From Eventually, Deer Become Men / Eventually, Men Become Deer photo book card)
宮城県石巻市で開催されているReborn-Art Festival 2019から2021-22への繋ぎの年として、オンラインサイト「鹿のゆくえ」にて新作『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』を公開しました。
2019年より鹿を巡る物語を追い始め、二年に亘って牡鹿半島、東北にて制作した作品です。 是非ご高覧下さい。
『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』
https://www.reborn-art-fes.jp/shikanoyukue/naotsuda/
8/3(土)より約2ヶ月にわたって、宮城県石巻にて行われる芸術祭「Reborn-Art Festival」に参加しています。
牡鹿半島の小積エリアでは、”鹿に導かれ、私たちを見るとき”というテーマの元、淺井裕介、在本彌生+小野寺望、坂本大三郎+大久保裕子、志賀理江子、堀場由美子、津田直の6組のアーティストが、鹿解体処理場であるフェルメントを中心とし、原っぱの中に点在したプレハブ小屋にて展示を行っています。
津田はリトアニアをテーマにした『Elnias Forest』シリーズ(2018)、東北にて新たに撮影した『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』(2019)より作品を展示しています。
Reborn-Art Festivalへお越しの方は是非ご高覧下さい。
会期中に参加アーティスト同士のトークイベントも行う予定です。日時が決定次第、HPにてお知らせいたします。
【Reborn-Art Festival 2019概要】
会期
2019年8月3日(土)~9月29日(日)
※水曜休祭予定(8月14日およびイベント開催日は除く。詳細は後日発表)
※網地島エリアは8月20日より開催
鑑賞時間
10:00〜16:00(土日祝日・8月13日〜
〈Reborn-Art Festivalとは〉
Reborn-Art Festival(リボーンアート・フェスティバル)とは、