新潮社新刊、古井由吉著の「ゆらぐ玉の緒」に表紙写真を提供しました。「漕」シリーズからの写真となります。書店でお見かけの際は是非お手に取ってご覧下さい。
(新潮社HPより)陽炎の立つ中で感じるのも、眠りの内のゆらめきの、余波のようなものか。
老齢に至って病いに捕まり、明日がわからぬその日暮らしとなった。雪折れた花に背を照らされた記憶。時鳥の声に亡き母の夜伽ぎが去来し、空襲の夜の邂逅がよみがえる。つながれてはほどかれ、ほどかれてはつながれ、往還する時間のあわいに浮かぶ生の輝き、ひびき渡る永劫。一生を照らす生涯の今を描く全8篇。 古井文学の集大成。
『ゆらぐ玉の緒』著者:古井由吉出版:新潮社定価:1,700円(税別)刊行日: 2017/02/28判型:四六判頁数:224頁ISBN:978-4-10-319211-4WEB: http://www.shinchosha.co.jp/book/319211/
「風景のかたち―前田真三と現代日本の風景写真 ―」展に「漕」より作品を出展します。
【開催情報】 会場:足利市立美術館会期:2016年8月6日-10月10日時間:10:00~18:00 休館日:月曜日(9月19日、10月10日を除く)、8月12日(金)、9月20日(火)、9月23日(金) 住所:栃木県足利市通2丁目14-7 Tel: 0284-43-3131入場料:【大人】700(580)円【大学・高校】500(400)円【中学生以下】無料※()内は団体料金参加作家:前田真三、石川直樹、伊奈英次、叶野千晶、小林のりお、津田直、中里和人、楢橋朝子、畠山直哉、本郷毅史Web: http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木方面へお出掛けの方は、是非お立ち寄り下さい。