みなとラボと協働で行った海洋教育のワークショップが書籍『海を見ているたくさんの目/聞こえてきた海』として刊行されました。

Saori Azuma 2025.04.29
根室海みなとラボ海洋教育田口康大海を見ているたくさんの目/聞こえてきた海

『海を見ているたくさんの目/聞こえてきた海』3年前よりみなとラボと協働で行ってきた海洋教育プログラムの開発・考案、ワークショップ開催がこの度一冊の書籍『海を見ているたくさんの目/聞こえてきた海』となり、刊行されました。海洋教育やワークショップ、自然との関わりなどに興味のある方々に是非お手に取っていただけると嬉しいです。

(みなとラボHPより) 出版にあたり

みなとラボは、写真家の津田 直氏と協働し、海と人との共生に向きあうための新たな海洋教育のモデルを開発しました。根室市立おちいし義務教育学校と行ったプログラムの様子と成果を収録した書籍を日本財団の助成のもと制作しました。

北海道のオホーツク沿岸から根室沿岸のフィールドワークや、幾度となく対話を重ねた先に目指したのは、かつてオホーツクに暮らしていた人々のまなざしに触れ、海と森のつながりを通じ、海と結ばれてきた関係性を辿り直すことです。そこから「教育」として何が大事になるのかを再考し、この海洋教育プログラムをつくり上げました。

根室市立おちいし義務教育学校5、6年生とともに、夏と冬の2回に渡り行なったプログラムの様子と子どもたちが取り組んだ成果を収録し、他の地域でも取り組めるよう書籍としてまとめました。 (夏のプログラムの様子は、こちらから)

本プログラムの根底にあるのは、自然・海の全体を感じることが、これからの自然・海との共生に向き合っていくときに大事であるという実感です。それは、オホーツク海と太平洋に突き出した半島である根室の自然環境を歩き、森と海を体験し、霧の存在に触れることで得られたものです。

私たちは、自然や海を学ぶときに、それらを言葉で持って部分に分けて学びます。しかし、その学びのあり方では、森や川、海、生物、人間のつながりを実感することが難しくなります。海を含む自然と人間が離れ過ぎてしまい、そのつながりが見えづらくなっている現状において、大事なのは、そのつながり全体を感じられることではないかと考えました。

本書には、この状況を乗り越えていくために、 人類が自然・海とどのような関わりをしてきたのか、その源流にまで遡り、その地点からこれからの自然・海との共生のあり方を探った過程がおさめられています。この書籍が、これからの時代の教育、ひいては未来のため大事なことを見つめるきっかけになればと願っています。ぜひ、お手に取ってお楽しみください。

【書籍概要】 企画・監修・執筆:田口康大(みなとラボ)、津田 直 写真:津田 直、小倉快子、2024年度おちいし義務教育学校5、6年生 編集:小倉快子 授業講師:外山雅大(根室市歴史と自然の資料館) 企画協力:東さおり(写真家アシスタント)、おちいし義務教育学校、根室市教育委員会 デザイン:前田 景、大園早香 印刷:シナノ サイズ:W210mm×H255mm/44ページ 本体:1,650円(税込) ISBN:978-4-9913001-4-1 C0437 発行:みなとラボ出版(2024年3月24日) 助成:日本財団

*ご購入について みなとラボのウェブストアにて販売中です。 みなとラボHP  https://3710lab.com/news/8375/

また、書籍をお取り扱いいただける店舗を募集しています。ご興味のある方は、みなとラボウェブサイトのお問い合わせページよりご連絡ください。

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みなとラボHPに北海道・根室でのフィールドワークのレポートが掲載されています。

Saori Azuma 2023.09.28
フィールドワーク根室海3710Labみなとラボ第二回 国際海洋環境デザイン会議海洋教育

みなとラボロゴ「海と人とを学びでつなぐ」をテーマに取り組みを行なっている機関、みなとラボと一緒に北海道のオホーツク沿岸部で行なったフィールドワークのレポートがみなとラボのHPに掲載されています。 みなとラボHP:https://3710lab.com/contents/5881 フィールドワーク

また、明日から東京・六本木のAXISギャラリーにて始まる「第二回 国際海洋環境デザイン会議」にて、中間報告としてオホーツク沿岸部や根室にて撮影した写真5点の小展示「Starting from Lines Drawn by Nature(引かれた線の上に立つ)」を行います。

みなとラボ…みなとラボは、「海と人とを学びでつなぐ」プラットフォームです。教育学者、科学者、エディター、デザイナーなど多様な専門家たちが、共に新しい学びを描き、深める取り組みを行っています。海と生きるとは何か――答えがひとつではないこの問いに向け、学校、地域、自治体に寄り添い、そして何よりも子どもたちと共に、次の3点を大切にしたプログラムを実施しています。 1. 海の魅力を深める。2. 人の考えを深める。3. 学びのあり方を深める。

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「ぼくとねむろのたからもの」トークイベントの様子@ALBUS/福岡

Saori Azuma 2019.01.20
根室ぼくとねむろのたからものアルバス

先週末、写真館ALBUSにて小学2年生のはるくんの「ぼくとねむろのたからもの」展に合わせてトークイベントを行いました。ぼくとねむろのたからもの展1ぼくとねむろのたからもの展2展覧会会期が1月27日(日)まで延長となりました。 大人も子どもも楽しめる魅力ある展示なので、機会があれば是非ご覧下さい。

「ぼくとねむろのたからもの」 日 程:2019年1月12日(土)~127日(日)水・木定休日 時 間:11:3018:00・土日19:00まで 場 所:ALBUS1階ギャラリースペース 住 所:福岡県福岡市中央区警固2-9-14 電 話:092-791-9335 WEB: http://albus.in/post-2411/

こちらでは展示までの過程がのぞけます。ぜひ!   https://bokuto-nemurono-takaramono.tumblr.com/kaisai ぼくとねむろのたからもの展3

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「ぼくとねむろのたからもの」展@ALBUSのオープニングトークに出演します。

Saori Azuma 2019.01.05
根室ALBUSぼくとねむろのたからもの

ぼくとねむろのたからもの 1月12日よりALBUSにて行われる、はるくんの展覧会のオープニングトークイベントにて、はるくんと対談します。小学2年生の対談相手を務めますが、はるくんが根室で出会ったものたちについて、色々聞き出したいと思います。一部展示物も手に取って見ることができるようです!ご興味ある方は是非お越し下さい。

(ALBUS HPより)

日 程:2019年1月12日(土)~120日(日)水・木定休日 時 間:11:3018:00・土日19:00まで 場 所:ALBUS1階ギャラリースペース WEB: http://albus.in/post-2411/

ぼくは ほっかいどうのねむろへ 行きました。 ねむろは からすのように わしがでんちゅうにとまっていたり きつねがうろうろしたり くじらのほねがうちあげられてたり、 しかがどうろを おうだんしていたり、 おすしのねたが 見たことないねたでした。 たくさんの見たことない しぜんとおすしがありました。 かいがんで いろんなたからものを 見つけました。 その しぜんからもらった たからものをしょうかいします。

こちらでは展示までの過程がのぞけます。ぜひ!   https://bokuto-nemurono-takaramono.tumblr.com/kaisai

【ぼくとねむろのたからもの オープニングトークとレセプション】開催!

根室への旅のきっかけとなった写真家の津田直さんを迎えて、オープニングトークとレセプションを行います。 なぜ根室なの?父と子の二人旅はどんな物語?7歳の少年が見つけた、ねむろのたからものを実際に触れながら、旅の追体験ができるようなイベントです。

オープニングトーク・レセプション 日 程:1月14日(月・祝日時 間:16時30〜17時30頃・レセプション18時〜20時 参加費:大人2000円・こども無料 (内訳:トークイベント・レセプション(軽食・ドリンク)) 定 員:30名先着です ※それ以降は立ち見となります。 場 所:ALBUS2階ギャラリースペースにて 予約方法:お名前・電話番号・申込み人数を記載してください。info@albus.in

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『旅する本の雑誌』に写真が掲載されています。

Saori Azuma 2018.07.28
Eastern根室旅する本の雑誌本の雑誌社

「旅する本の雑誌」『旅する本の雑誌』にて巻頭写真(p.1〜p.8)に根室を撮影した「Eastern」が掲載されています。

書籍の詳細は下記サイトよりご覧いただけます。 『旅する本の雑誌』  http://www.webdoku.jp/kanko/page/4860114167.html

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Nemuro012〜3月に根室、東京にて開催されたイベント EASTERN ” vol.2「釣りに行こうイベントのレポートが三編(前編・中編・後編)に渡って掲載されています。後編に津田のトークの様子が載っています。imi-shin HP  http://imi-shin.com/special/26-3/

EASTERN ” …本土最東端の街、根室は人と自然とが程よい距離感で結ばれ、人が自然の一部として存在していることを気づかせてくれる美しい土地です。そこには今、僕たちが知りたいヒントがあるように感じています。 ” EASTERN ” は、東京と根室。ふたつの東から育まれていくもの、出会うものを通して、これからの新しい暮らしを一緒に探っていくプロジェクトです。Nemuro02Nemuro03

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Eastern vol.02(Eastern instagramより) 本土最東端の街、根室は人と自然とが程よい距離感で結ばれ、人が自然の一部として存在していることを気づかせてくれる美しい土地です。 そこには今、僕たちが知りたいヒントがあるように感じています。 ” EASTERN ” は、東京と根室。ふたつの東から育まれていくもの、出会うものを通して、これからの新しい暮らしを一緒に探っていくプロジェクトです。

vol.2のテーマは「釣りに行こう」。釣りをキーワードにした展示やワークショップ、オリジナルプロダクトの販売をいたします。ぜひお越し下さい。

【イベント情報】 EASTERN vol.2 NEMURO 2月24日(土)、25日(日) 津田直写真スライド上映 2月25日(日)13:00〜(約2時間) ワークショップ「獣毛や鳥の羽でアクセサリーを作る」 古川広道(AVMジュエリーデザイナー) 会費:2,500円(ドリンク付き *毛針型ブローチ、ピアス、イヤリング、ペンダントトップなどが一つ製作できます。) ※要予約(定員になり次第締切) 予約・お問い合わせ:0153-24-0555(VOSTOK labo) 場所:guild nemuro(11:00Open) 北海道根室市昭和町4-396

EASTERN vol.2 TOKYO 3月24日(土)14:00〜15:30 トークイベント「東端に立つ」 津田直 会費:無料 3月25日(日)13:00〜、16:00〜(約2時間) ワークショップ「獣毛や鳥の羽でアクセサリーを作る」 古川広道(AVMジュエリーデザイナー) 会費:2,500円(ドリンク付き *毛針型ブローチ、ピアス、イヤリング、ペンダントトップなどが一つ製作できます。) ※要予約(定員になり次第締切) 予約・お問い合わせ:0153-24-0555(VOSTOK labo) 場所:POST (12:00Open) 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3

instagram: https://www.instagram.com/eastern_vol.2/

Produced by :  VOSTOK Supported : Nemuro city office Edit & writing : Nanae MIZUSHIMA Design : Ayako YABE (kidd) Talk show : Nao TSUDA illustration : Hisae Maeda collaboration : TEMBEA foods : vostok labo printed by : NEMURO PRINTING co., LTD Special Thanks : guild nemuro.POST.MERCI BAKE

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