Taka Ishii Gallery Photography / Filmにて個展「LO」を開催します。

Saori Azuma 2026.03.30
LOCupolaキューポラNepalMustangタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルムTaka Ishii Gallery Photography / Filmムスタンネパールランドスケープ

LO - Cupola #31(Taka Ishii Gallery Photography / Filmプレスリリースより) タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルムは、4月3日(金)から5月2日(土)まで津田直の個展「LO」を開催いたします。 本展は1月に東京で開催された「LO-Risograph Print」展、神戸で開催の「LO-逆さまの杯と杖-」展に続くかたちで、『LO』シリーズよりランドスケープを中心とした写真作品約10点を展示いたします。

これまでもブータン王国や北極圏、リトアニアなど世界各地を訪れて土地の中に潜む、人の行い、人と自然との交感や関係性を捉えた作品を発表してきた津田ですが、本シリーズは、仏教の原点を辿るべくチベット仏教の文化や伝統が色濃く残るネパール北部のムスタン地方を旅して撮影されたものです。約1か月間にわたる旅路は標高2,500~4,000mほどの場所を日々移動していたと言います。空気が澄み渡ればそこからは8,000m峰のヒマラヤの山々を目の前に臨むことができ、広大な景色は積層した時間と自然の威容を感じさせます。

『LO』シリーズのランドスケープ作品は、特徴的な半円形にフレーミングされています。この形状は「風景に四つ角は必要か」という問いから始まったと津田は語り、その後ネパール現地や帰国後まで感じていたある種の「浮遊感」が「キューポラ」(宇宙船や教会の塔の最上部にみられる窓)からの眺めを連想させたことで、半円のランドスケープが生まれました。視界の上部がまるで庇で遮られているかのような感覚をも覚えるこの視覚表現は、風景とそれに対峙する者のあいだを隔てる距離や関係性への気付きをもたらします。それはネパールの地で古代の人々がしたように、洞窟の穴から風景を眺める体験にも通ずるかもしれません。

是非、ご高覧下さい。LO - Cupola #1 LO - Inverted Glass #1

【展覧会概要】 津田直「LO」 会期: 2026年4月3日(金)– 5月2日(土)12:00 − 19:00(日・月・祝祭日休み) 会場: タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルム 住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F 電話:03-6432-9212 WEB: https://www.takaishiigallery.com/jp/archives/37431/

オープニング・レセプション: 4月3日(金)18:00 – 20:00 4/3、4は在廊を予定しています。 こちらより、press releaseをダウンロードしていただけます。

≫ read more text by Saori Azuma Taka Ishii Gallery Photography / Filmにて個展「LO」を開催します。 はコメントを受け付けていません

21_21 DESIGN SIGHTにて開催の企画展「スープはいのち」に参加します。

Saori Azuma 2026.03.23
六本木ミッドタウンスープ遠山夏未21_21 DESIGN SIGHTスープはいのち

「スープはいのち」展21_21 DESIGN SIGHTにて開催される「スープはいのち」展に参加します。縄文土器など、写真作品を7点出展します。

(「スープはいのち」展プレスリリースより) 21_21 DESIGN SIGHTでは、2026年3月27日より企画展「スープはいのち」を開催します。 本展では、衣服や住まいという身体の外側の環境と、食という内側の環境を「身体を包む行為」として捉えてきたデザイナー・遠山夏未をディレクターに迎え、スープを入り口に、衣食住の根源をあらためて見つめます。

スープは、水と食材を火にかけるという最小の行為から生まれますが、その一杯には、素材に宿る力、熱の移ろい、土地の歴史、身体の感覚、器や食空間の静かな佇まいといった、多様な層が同時に息づいています。外側の世界と内側の世界がひとつに溶け合い、小さな器のなかに”生きる環境そのもの”が立ち上がる—こうした構造を、衣食住を支える「包まれる身体」という共通の原理をもっとも素直にあらわすものと遠山はとらえます。

現代の暮らしは便利さが進む一方で、その背景にある仕組みや環境は複雑さを増し、衣食住を支える原初的な感覚が遠ざかりつつあります。本展では、水や塩、野菜などの素材が放つ物質としての気配、熱とともに変化するさま、器や空間との呼応、匙に託された”食べる”という所作の繊細な動き、さらには記憶や香りといった目に見えにくい層を手がかりに、生活をかたちづくる環境を”包む”という視点からとらえなおします。抽象的な構造としての衣食住と、人間の身体に残る野生的な感覚。そのあいだに潜むデザインの働きを静かに浮かび上がらせていきます。こうした眼差しは、21_21 DESIGN SIGHTが大切にしてきた「日常の中からデザインを考える」という姿勢とも深く通じています。

スープという最小の食をきっかけとして、身体や環境、記憶や時間が折り重なるなかで、来場者の方々が五感を通して新しい視点や気づきを見出し、衣食住の根源に触れる体験につながる場となることを目指しています。Grassland Tears, Omotedate #1

21_21 DESIGN SIGHT企画展「スープはいのち」

会期:2026年3月27日〜8月9日 会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2 住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン 開館時間:10:00〜19:00 ※入場は18:30まで 休館日:火(ただし、5月5日は開館) 料金:一般 1600円 / 大学生 800円 / 高校生 500円 / 中学生以下無料 WEB:https://www.2121designsight.jp/program/soup/

参加作家:和泉 侃、ISSEY MIYAKE、veig、岡 篤郎、岡本憲昭、加藤奈摘、 佐藤政人、志鎌康平、関口涼子、高橋孝治、田中義久、津田 直、常山未央+能作文徳、遠山夏未、長尾智子、NOTA&design(加藤駿介、加藤佳世子)、野村友里、林 響太朗、UMA/design farm(原田祐馬、津田祐果)、山フーズ(小桧山聡子)

レシピ出展:遠山夏未、長尾智子、野村友里、船越雅代、細川亜衣、山フーズ(小桧山聡子)

テキスト出展:有元利彦、今道友信、LTshop(松田沙織)、小池一子、早川茉莉、丸元淑生

 

≫ read more text by Saori Azuma 21_21 DESIGN SIGHTにて開催の企画展「スープはいのち」に参加します。 はコメントを受け付けていません