タカ・イシイギャラリー モダンにて個展「REBORN (Scene 2) ― Platinum Print Series」を開催いたします。

Saori Azuma 2014.06.17
BhutanREBORN (Scene 2) ― Platinum Print SeriesTaka Ishii Gallery Modern

REBORN ― Platinum Print Series #2(タカ・イシイギャラリー モダン HPより) タカ・イシイギャラリー モダンでは、6月28日(土)から7月26日(土)まで、津田直個展「REBORN (Scene 2) ― Platinum Print Series」を開催いたします。同シリーズは2011年に東京にて開催された個展「REBORN “Tulkus’ Mountain (Scene 1)”」に始まり、2012年のタカ・イシイギャラリー京都を含め、これまで3度展覧会が開催されてきました。本展では、シリーズより厳選された作品10 点を、アマナサルト制作協力の下、プラチナ・プリント・シリーズとして発表いたします。

2010年より始まった「REBORN」シリーズは、世界で唯一チベット仏教を国教として守り伝えるブータン王国を撮影地としています。古くから神仏や自 然界への畏敬の念が培われ、宗教が人々の生活に深く根差すこの地で、津田は仏教の原点や信仰の在り方について探求し続けてきました。チベット仏教で信じら れている輪廻転生を意味する「REBORN」と名づけられた本シリーズには、ブータン各地に点在する数々の寺院や僧院、その内奥に暮らす僧侶たち、繰り広 げられる宗教的な祭りなど、ヒマラヤの厳しい自然に寄り添うように何世紀にも渡り守られてきた信仰と伝統の姿が写し取られています。

ブータン王国はチベット仏教を国教としているヒマラヤ山麓に佇む小国。 その大きさは九州くらいだと喩えられることがあるが、思いの他その土地は広く感じられる。神仏のみならず自然界に対しても敬意を表するゆえに、山へトンネ ルを掘るようなことをすることなく、いまなお人々は地形に沿って往来する日々を送っている。だからブータンでは時間が緩やかに流れ、谷間のように深い信仰 を今に受け継ぐことができたのだろう。 四度に渡り旅をしたブータンでは、国際空港のあるパロの町を玄関口に、首都であるティンプー近隣の寺院を巡り、北部へと連なる山道では、遊牧民と共に聖山 を拝みながら歩んだ。さらに東へ向かい古刹の点在する中央ブータン・ブムタン地方を訪ねた。四季を通じて催されるツェチュ祭では、僧侶を中心とした仮面舞 踊が繰り広げられ、人々の篤き信仰心に触れた。(津田直)

[開催概要] 「REBORN (Scene 2) ― Platinum Print Series」 会期: 2014年6月28日(土) – 7月26日(土) 営業時間:12:00 – 19:00 定休日:日・月・祝祭日 会場:タカ・イシイギャラリー モダン(東京・六本木 ピラミデビル) 住所:東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F 電話番号:03-6447-0500 WEB:http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/11233

以下より展覧会情報をダウンロードしていただけます。(PDF ファイルサイズ:336KB)ns_20140617

「REBORN “Tulkus’ Mountain(Scene1)”」に続き、 この度、Taka Ishii Gallery Modernにて「REBORN (Scene 2) ― Platinum Print Series」、 Gallery916にて「REBORN (Scene 3)」を同時開催で展示しております。 是非、併せてご高覧下さい!

REBORN ― Platinum Print Series #6

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