5×緑の学校 2016 「ひとが風景をつくる、ということ」にて講演します。

Tsuda Nao in News, 2016 2016.06.26

(5×緑 HPより)
「5×緑の学校 2016」のテーマは「ひとが風景をつくる、ということ」
第3回は「人と自然との関わりを翻訳し続けている写真家」津田直さんをお迎えしてお話を伺います。

 

津田さんの写真は「見えないものを見せてくれる」という感じがします。
選ばれる場所の多くは辺境の地であり、そこには何かしら人の、人類の痕跡が現れています。

 写されているのは風景であっても、空間と時間と人と、その関係性が写し込まれていて、そうしたことを表現することのできる稀有な才能の持ち主と言わずにはいられません。

 

「Earth Rain House #5」:スコットランドのSt.Kildaという島内の集落跡の写真。
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 北欧、ブータン、北極圏と、文字通り世界中で活動している津田さんですが、ここ6年ほど日本の基層文化としての「縄文」に焦点を当てフィールドワークを続けていらっしゃいます。
3月に開かれた個展の解説には次のような言葉が寄せられていました。

 

「未だ見ぬ日本の原初的な風景や遺物に見られる縄文の表現や精神に焦点をあて撮影された作品群は、自然の中での循環と共生が世界の特別などこかで紡がれてきた物語ではなく、我々自身のうちに培われた事柄であるということに改めて気付かせてくれると共に、未来への示唆を与えてくれるはずです。」

 

「風景」に対する空間や時間の概念が津田さんによって一気に押し広げられることでしょう。
「ひとが風景をつくる、ということ」について、津田さんが何を語るのか興味は尽きません。
ぜひ、その言葉を聞きにお集まりください。

 

「風の岩ー伊是名島」:沖縄の伊是名島にてフィールドワーク中の写真。
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 ※お話は、14時から15時30分くらいまで。

 その後、17時まで「放課後カフェ」を開きます。
 お茶をご用意します。
 よろしければ、思い思いにお好きなお菓子を少しお持ちください。

 

※大変申し訳ありませんが、お申し込み後のキャンセルは承われません。
 ご了承ください。

 

[イベント概要]
日時 :2016/07/23 (土)  13:30会場 14:00 – 17:00
会場 :合羽坂テラス(東京・曙橋)
住所 :東京都新宿区市谷仲之町2-10 合羽坂テラス♯2
参加費:3,500円
定員 :35名
申込先:http://peatix.com/event/177704

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